iCubeSmart-3D8MINI 自由文字列ビルダー 取扱説明書

このツールは、iCubeSmart 3D8MINI(8x8x8 LEDキューブ)に好きな文字列を表示させるための設定アプリです。簡単なGUI操作でオリジナルのアニメーションを作成できます。

事前準備

ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、生成されたフォルダを開いて作業を開始してください。

必要なプログラムや設定ファイルはすべてこのフォルダ内に揃っています。フォルダ内のファイル構成は変更せず、そのままご利用ください。

Step 1:テキストとアニメーションの設定(make_text_gui.exe)

  1. アプリの起動
    解凍したフォルダ内にある make_text_gui.exe をダブルクリックして起動します。
  2. 共通TEXTの設定
    画面上部の「共通TEXT」欄に、基本として表示したい文字列を入力します。各行の「表示文字列」を空欄にした場合、この共通TEXTが使われます。
    ※対応文字:ひらがな、カタカナ、英数字、各種記号(♡、❤など)
  3. アニメーション(タイトル)の設定
    表の各行が1つの表示アニメーションに対応しています。
    • 有効: チェックを外すと、その行は作成対象から除外されます。
    • 種類: 文字の動き(前面→左面スライド、背面→前面移動、前面→上面スライド、下から上へ通過、など)を選択します。
    • タイトル名: 識別用の名前です。
    • 複製元: 新しいタイトルを追加したい場合は、複製元となる既存タイトルを選択するだけで自動的に準備されます。
    • 表示文字列: 共通TEXTとは別の文字を表示させたい場合のみ入力します(空欄の場合は共通TEXTが適用されます)。
    各行右側の「▲」「▼」ボタンで行の順番を入れ替えられます(再生順に反映されます)。「削除」ボタンでその行を削除できます。「+ 行を追加」ボタンで新しい行を追加できます。
  4. 設定ファイルの生成
    画面下の「器フォルダ」「出力フォルダ」欄(それぞれ「参照」ボタンでフォルダ選択可能)とファイル名を確認したら、「作成」ボタンを押します。
    エラーが無ければ、指定した出力フォルダに OUTPUT.gpro8 ファイル(既定のファイル名)が生成されます。
    ※作成した設定は、「設定を保存(JSON)」「設定を読込(JSON)」ボタンからJSONファイルとして保存・復元が可能です。

Step 2:専用ソフトでのデータ変換

  1. データの読み込み
    付属の専用ソフト(New3D8-Software-STC32G12K128.exe)を起動し、メニューの File > Open から Step 1 で作成した OUTPUT.gpro8 を開きます。
  2. データの確認(Cartoon Group)
    画面左の「Cartoon Group」欄を開き、作成したアニメーションタイトルがすべて入っていることを確認します。実機で再生したいタイトルにはチェックが入っていることを確認してください(チェックを外したタイトルは実機では再生されません)。
  3. デバッグ機能での確認
    Debug > Run を実行し、各タイトルが意図通りの動き・文字で正しく表示されるかシミュレーション確認します。マウスをドラッグすると角度を変えて確認できます。
  4. 書き込み用ファイルの出力
    File > Compile を実行します。使用メモリの割合が表示されて処理が完了すると、ソフトと同じフォルダ内に実機書き込み用ファイル(Update.hex)が生成されます(既存の Update.hex は毎回上書きされます)。

Step 3:実機への書き込み・再生

※3D8MINIの基板(STC32G12K128チップ搭載)は、TYPE-Cケーブル1本で直接書き込みができます。3D8RGBのようなUSB-TTLダウンローダーやドライバのインストールは不要です。
  1. STC-ISPソフトの準備
    フォルダ内の Download Software STC-ISP-V6.96A.exe を起動します。
    • MCU Type を STC32G12K128 に設定します。
    • Input IRC frequency を 35.000 MHz に設定します。
    • 「RESET pin used as I/O port」のチェックを外します。
    • 「Open Code File」から、Step 2 で生成した Update.hex を開きます。
  2. Cube基板への接続
    TYPE-Cケーブルを、Cube基板の「Downloader input」と書かれたUSBポートに接続します(他のポートに挿すと基板が認識されません)。
  3. 書き込みの実行
    Cube基板の RESET ボタンを押すと、STC-ISPソフトが基板(STC-USB Writer (HID1))を自動認識します。
    認識できたら「Download/Program」ボタンを押します。進捗が進み、「Complete!」と表示されれば書き込み完了です。
  4. 実機での再生
    書き込み完了後、パソコンとCube基盤からUSBケーブルを抜きます。
    Cube基板の「Power input 5V 2A」と書かれたUSBポートに、ACアダプターにつないだTYPE-Cケーブルを接続すると、作成したアニメーションが再生されます。
    「Cartoon Group」でチェックを入れたタイトルのみが再生対象になります。本体のボタンで、表示タイトルの切り替え(KEY1:前へ/KEY2:次へ)や再生速度の変更(KEY3:速度+)が可能です。SW1スイッチでアニメーション再生とマイク音声連動(Audioモード)を切り替えられます。