3Dグラフビューア 取扱説明書(v2.0)

1. 概要・起動方法

本アプリケーションは、3次元空間上に様々な数式(実数関数・複素数関数・4D関数)をリアルタイムに描写・操作できる3Dグラフビューアです。v2.0 では、第3のモード「4D」(w = f(x, y, z, t))を追加しました。

2. 画面構成と各部名称

3Dグラフビューア 実行画面
【図1】3Dグラフビューア メイン操作画面(実数モード)
番号名称内容
①ヘッダーモード切り替え(実数|複素|4D)、設定読込・設定保存、PNG保存、動画保存のボタン。
②式の入力欄グラフにする式を入力します。
③例・関数ボタン左は例(サンプル数式)、右は関数・記号のボタンです。押すと入力欄に入ります。
④数式表示入力した式を、整った数式で表示します。
⑤左パネル範囲・時間 t・解像度(4Dモードでは等値面も)を設定します。
⑥3D表示グラフを表示します。マウスで回転・拡縮・移動できます。
⑦右パネル視点・表示(4Dモードでは断面も)を設定します。
⑧再生バー時間 t の再生・一時停止・位置の指定をします。

2.1 複素数モード・4Dモードの画面

モードを切り替えると、式の形と、パネルの項目が変わります。

複素数モードの画面
【図2】複素数モード(f(z) = (z²−1)/(z²+1))。高さ = |f|、色 = 位相
4Dモードの画面
【図3】4Dモード(w = sin(√(x²+y²+z²) − t))。左パネルに w の範囲と等値面の欄が出ます

3. 基本操作(マウス・キーボード・タッチ)

操作種別 入力方法 動作説明
マウス操作 左ドラッグ グラフの視点回転
ホイール操作 x・y 範囲の拡大・縮小(枠は固定のまま目盛りが変化)
右ドラッグ x・y 範囲の平行移動
Shift + ホイール / Shift + 右ドラッグ z 範囲の操作(※zの範囲が「手動」設定時のみ有効)
キーボード Space 時間 t の再生 / 一時停止
F11 全画面表示の切り替え
タッチ操作 1本指ドラッグ / 2本指つまみ / 2本指移動 回転 / 範囲の拡縮 / 範囲の平行移動

4. 式の入力とモード設定

4.1 モード切り替え

画面最上部タイトルの右側にあるボタンで切替を行います。

4.2 式の入力ヘッダー

4.3 4Dモード(w = f(x, y, z, t))

空間の3変数 x・y・z と時間 t の関数 w を、「w が同じ値の面(等値面)」を重ねた半透明の3D表示にします。箱の3辺が x・y・z の範囲で、色は w の値です(画面は【図3】を参照)。

設定項目場所内容
体積の分割 左パネル「解像度」 32〜256(32刻み)。x・y・z 各に n 点で、点数は n の3乗です。細かいほど滑らかですが、重くなります。
操作中の品質 左パネル「解像度」 「操作中は品質を自動で下げる」。回転や再生のあいだ、描画の細かさを自動で下げ、停止後に最高品質で描き直します(既定はオン)。
等値面 左パネル「等値面」
  • 等値面の枚数: 0〜64(0 で等間隔の面を出しません)。w の範囲を等間隔に分けて面を置きます。
  • 不透明度(1枚あたり): 面が重なるほど濃くなります。
  • 任意の値の面(w =): 「0, 0.5」のようにコンマ区切りで、決まった値の面を最大8枚まで足せます(不透明度は別のスライダー)。
断面 右パネル「断面」
  • 断面表示 / 断面非表示: 体積を z = a の面で切り、z が a より大きい側を取り除いて、切り口の w を色で見せます。同時に、切り口の上に「高さ = w」の3Dグラフが浮かび上がります。
  • 切る位置 z = a: スライダーで切る高さを動かせます。
  • 等高線: 切り口に、等値面と同じ値の等高線を出し入れします。
4Dモードの断面表示
【図4】4Dモードの断面表示(z = 0 で切った切り口と、高さ = w の3Dグラフ)

5. サイドパネル設定項目の詳細

5.1 左パネル(範囲・時間・解像度・等値面)

5.2 右パネル(視点・断面・表示・カラー・大きさ)

6. ファイルの保存・出力